大人にもLDはあると思う

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    見える障害、見えない障害でいうと、発達障害は見えない障害です。
    わかりづらいからこそ障害のしんどさがプラスされるということがあります。

    特に大人になってからのLDはわかりにくいせいもあって、
    大人でLDと診断される人はほとんどいません。

    それではLDは大人になれば治るのでしょうか。

    結論から言えば「治らない」と思っています。
    もちろん周囲から見て一見わからないようになることは可能ですが。
    これは見かけのできるできないだけでは判断できないものなのです。

    例えば工夫したりトレーニングをしたりして、定型発達の人と同じレベルで
    できるようになったとしても、それは「治った」わけではなく、
    本人は「普通」にそれをこなすために相当のエネルギーを使っている筈なのです。
    しかも環境や状況によって、求められる「普通」の基準は違います。

    以前、発達障害のセミナーでLDといっても、いろいろな種類があると聞きました。
    Learning Disorder
    Learning Disability
    Learning Difficult
    Learning Defferent

    学習障害、学習不能、学習困難、そして学習の違い…
    完全に「できない」から「学び方が違う」までいろいろとあると。
    また、医療の現場では、全くできないレベルでなければLDとは診断されないと
    聞いたこともあります。

    しかし診断基準がどうであれ、配慮や支援が必要かどうかと考えると、
    全てのタイプのLDがそれなりの理解や対応をしてもらえなければ、
    勉強や仕事をはじめとする社会生活に大きな支障が出るでしょう。

    発達障害のある人の中には、能力に差がある人が多いのですが、
    この能力の差が発達障害の「わかりにくさ」を倍増させています。
    知的能力の高い低いにかかわらず「できるかできないかわかりにくい」
    という状態では、学校や職場で適切に能力を評価され、人間関係を築き、
    適応するということに支障が出てきます。

    またそれだけでなく、生育過程でも周囲とのかかわりの中で適切な「自己像」を構築し、
    自己肯定感や自尊心を育てていくことが非常に難しいのです。
    私も、できるのかできないのかもわからない変な自分が大嫌いでした。
    もうこれ以上自分に失望するのは嫌だと思っていたし、
    社会に出てからは、できればこの世からいなくなりたいと願っていました。

    この「能力の差」ですが、どこが高くてどこば低いのかというのは
    同じ診断名でも一人ひとり違います。(動作性IQと言語性IQだけとは限りません)
    このわかりにくい能力の差がLDであるというふうに考えると、
    やっぱりLDというのはきちんとした理解や配慮を得るためにも、
    診断なり、正当な評価なりはされるべきだと思います。

    miudesu * 発達障害 ADHD/LD/PDD/AS * 13:51 * - * - * - -

    「しんどさ」の伝え方

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      発達障害を理解されずに大人になっていると、相手にしんどさをわかってもらうことがとても難しいことがあります。


      20代半ばに発達障害を知った私は、あちこちの相談機関や医療機関を訪ねましたが、なかなかしんどさを理解してもらうことができませんでした。

      毎日しんどくて自分を消したい気持ちだったり、食事もほとんどとれてなかったりするのに、いざ診察を受けて「調子はどうですか?」と聞かれると「大丈夫です」と言ってしまうのです。

      今思えば…確かにその瞬間はかろうじて「大丈夫」なんだけど…聞かれているのはその「瞬間」の状態ではなくて、おそらくここ1週間とか2週間のしんどい状態の時のことで…。
      「今」聞かれたら、「今この瞬間」のことしか答えられない。あれだけ今度の診察で言おうと思っていたことが、頭からすっかり消え去っているんです。

      で、あとから「何でこんなにしんどいのに、先生はわかってくれないんだろう」と絶望的な気分になり、延々と思い悩んでおりました。
      今考えれば、先生はエスパーじゃないのだから、わかるように伝えられなければ伝わらないと理解できるんですが、当時はまだ自分のしんどい状態をうまく伝えられてない自分にすら気づいていませんでした。メタ認知ゼロです。


      当時は、こんなにしんどいんだから何も言わなくてもわかってもらえるはず、というワケのわからない確信があったり、時間の感覚が細切れで、瞬間でしか認識できていなかったりしていて、たぶんそんなことが「しんどさをうまく伝えられない」ことの原因だったのかなと思います。

      そしてこういったおかしな傾向はストレスのかかっている状態だったりウツ状態だったりすると、かなり強くなっていき…

      さらに常にいっぱいいっぱいすぎて「人の言うことが耳に入ってこない」という最悪の状態で、ドクターやカウンセラーや相談員といった人たちともほとんどコミュニケーションが不可能な状態だったのでした。


      自分の気持ちや現状、感覚というようなことを伝えるというのは、当時の私には本当にハードルが高いことでした。
      物心ついた頃から、自分の感じていることと周囲から言われることが一致していなかったせいもあると思うのですが、周囲と上手くやりたいと思えば思うほど、相手が望む言い方ややり方を必死で考えてその場をしのいだり、相手のいいなりになろうとしたりという癖がしみついていて、それが余計に支援者とのコミュニケーションを難しくしていたように思います。
      そして時々爆発して周りとの関係を滅茶苦茶にしてしまっていました。


      それから5,6年ほどかかって、やっと本来の自分を感じられるようになり、それを伝えられるようになりました。

      もちろん今だって、自分の言いたいことを相手に上手に伝えるのにはものすごくエネルギーがいります。

      しんどいことを伝えるのがしんどい!

      でも、できるようになりますニコニコ
      まず、しんどい時にそのまま素直にしんどい!と言えるようになること、
      それが許される環境を見つけ、そこにいられることが大事です。


      miudesu * 発達障害 ADHD/LD/PDD/AS * 02:03 * - * - * - -

      大人の発達障害への支援 研修会(神戸)

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        神戸市こども家庭センター 発達障害ネットワーク推進室主催の
        「大人の発達障害への支援」に参加させていただきました。

        第1回目は『成人期発達障害者の不適応の実態と支援について』
        東京学芸大学教育実践研究支援センター教育臨床研究部門 の橋本創一准教授

        内容は主に自閉傾向の強い人の生態の説明という印象です。
        分かりやすくて具体的でよかったと思います。

        「発達障害は学力はあまり関係ない」
        「大学はどちらかというと私立文系が多い」
        「5教科全てをきちんと勉強しなければいけない公立高校や国立大学に行ける人はなかなか少ない」

        これは私的にかなり当たってる!と思いました。

        当時私も受験勉強しなくては!ということに高3の夏休みが終わるころにやっと気づき、
        それでもなかなかできなくて結局試験の1,2か月前にやっとスイッチが入って、ラストスパートで何とか私立文系にすべりこみ…。ここで何でスイッチが入ったかといえば、12月の最後の模試で希望の大学がE判定だったので…。

        教科ごとの成績のバラつきが大きいうえにこんな調子だから、5教科全部勉強するなんて無理だし、普段は勉強しない上に遅刻魔だから内申点も最悪だし。
        朝起きられなくて午前中の授業に出てなかったせいで、卒業したあとまで図書室で補習させられたり。

        友達や先生には受験勉強しないで大学に受かったと思われていたようです。
        「勉強したもん!」と思ったけど、「普通に」受験勉強してないから、
        一般的にはやっぱり「してない」ということになるのかもしれません。


        この頃はまだ客観的な自分が全く見えてなくて、自分の世界で生きてたな〜。

        「自分のやり方でしか生きていけない」
        こんな滅茶苦茶な私を放置してくれた?両親には感謝してますよ。
        最初はこんな自分を親の育て方が悪いせいだと思っていたけれど、
        「普通にやれ」と言われてたらとっくの昔に潰れていたに違いない、と今では思っています。




        miudesu * 発達障害 ADHD/LD/PDD/AS * 23:37 * - * - * - -

        New AD/HD Diagnostic Symptoms for Adults

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          成人のADHD診断基準で〜すヽ(^o^)丿

          aoumiのブログより…バークレー博士、マーフィー博士によると、以下の9つの症状のうち6つがみられることで、成人をAD/HDと診断する。

          【1】Is often easily distracted by extraneous stimuli.
             (しばしば、外部刺激により簡単に気が散る。)
          【2】Often makes decisions impulsively.
            (しばしば、衝動的に物事を決める。)
          【3】Often has difficulty stopping activities or behavior when
              he or she should do so.
            (しばしば、やめなければいけない行動や振る舞いをやめる事が困難である。)
          【4】Often starts a project or task without reading or listening
          to directions carefully.
            (しばしば、使用説明を注意深く読んだり聞いたりすること無く、
          プロジェクトや仕事を始めてしまう。)

          【5】Often shows poor follow-through on promises or commitments
          he or she may make to others.  
            (しばしば、他者との約束を完遂する能力に劣ること状況がみられる。)
          【6】Often has trouble doing things in their proper order or sequence.
            (しばしば、物事を順序どおりに行う事が困難である。)
          【7】Often more likely to drive a motor vehicle much faster than others
          (excessibe speeding).
            (しばしば、自動車を他の人よりかなり速い速度で運転しそうになる。)
          【8】Often has difficulty sustaining attention in tasks or leisure activities.
            (しばしば、仕事や余暇活動に注意を向け続けることが困難である。)
          【9】Often has difficulty organizing tasks and activities.
            (しばしば、仕事・活動をちゃんと行うことが困難である。)


          多動性は成人のAD/HDと健常者を区分する症状とはならない。



          …だそうです…。意外。
          大人になると、不注意+実行機能の欠如がADHDの診断基準らしいです。
          AS傾向を自覚している私ですが、やっぱりADHDやわ!
          と思ってしまった^_^;

          問題は「しばしば」の頻度だよね。十中八九ってところなのかな?
          でも必死で頑張って半分ぐらいの失敗で済ませていても十分あてはまるはず。
          ストレスの負荷と2次障害の危険性はむしろそっちのほうが高いから。

          miudesu * 発達障害 ADHD/LD/PDD/AS * 17:02 * - * trackbacks(0) * - -

          私的教訓

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            的を絞って焦点を定めるのは大事だが、視野を狭くしてはならない。
            物事はいろんな角度から視て、じっくり考えなくてはいけない。

            そうでなければドツボにはまる。
            今までだって何度も失敗しているじゃないの…。
            ま、そうはいってもね…。難しいのだ。

            衝動とこだわりのコントロール!



            miudesu * 発達障害 ADHD/LD/PDD/AS * 22:53 * - * - * - -
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